「断食は健康的にダイエットできる、という事で実践したんだけど、立ちくらみがして続けられなくなってしまって…!」
という経験をしたことはありませんか?
断食によって多くの人が健康的に痩せることができています。
しかし、人によっては悪い症状を引き起こすことがあります。
その一つが立ちくらみです。
いろいろな人に話を聞いてみましたが、断食中に立ちくらみをしたという人ってそこそこいるんですよね。
でも、正しいやり方で断食を始めたことで、だいたいの人は立ちくらみしなったんです。
ですから、断食中の立ちくらみで悩んでいるあなたも、正しい方法で実践すれば立ちくらみしなくなるかもしれません。
そこで、ここでは断食中の立ちくらみの原因と対処法を紹介します。
断食中に立ちくらみする原因
立ちくらみの大きな原因は、脳の血液不足です。
脳が血液不足になる原因はさまざまです。
貧血、肩や首のこり、血液の流れが悪い、動脈硬化、など、脳が血液不足になる原因はいろいろあります。
それで、普段は立ちくらみすることがほとんどないのにもかかわらず、断食中に脳が血液不足になって立ちくらみが起こる原因として考えられるのは、水分不足によって血液がドロドロになり、血液の流れが悪くなることです。
成人であれば、じっとしていても1日約2リットルの水分を失う、とされています。
汗をかけばもっとたくさんの水分を失う事になりますね。
それで、最低でも失った分の水分は補給しないと水分不足になり、血液がドロドロになるなど様々な悪影響が出てしまいます。
ただ、普段は1日2ℓもの水を飲まなくても、水分不足にはならないです。
それは、食事でだいたい1ℓは水分を摂っているからです。
あとは喉が渇いたときに水を飲む程度で充分に水分を補うことができる、という事になるわけですね。
しかし、断食中は食事をしませんので、食事から水分を補うことができません。
それにもかかわらず、いつもと同じ量の水しか飲まなければ、必要な水分を補うことができなくなりますよね。
ですから、水分が不足してしまうことで血液の流れが悪くなり、立ちくらみになってしまうという事になります。
断食中に立ちくらみがするときの対処法
まず、普段から立ちくらみがするのであれば、断食をしてもいいのかどうか医師や専門家などと相談すべきです。
また、体脂肪や筋肉が少ない場合も専門家と相談すべきです。
断食中は、体脂肪や筋肉をエネルギーに変えていきますが、体脂肪や筋肉が少ないとエネルギー不足になる恐れがあります。
特に体脂肪が少ない場合は、断食はしないほうがいいとされていますよ。
体脂肪が特に少ないわけでもなく、普段はほとんど立ちくらみしないのに、断食すると立ちくらみする場合、水分補給をしっかりと行うべきです。
最低でも1日2ℓの水分補給をする必要があります。
また、断食前後の食事は消化の良いものを食べるなど、正しい方法で断食を行うべきです。
そして、3日以上断食をする場合は、専門家の指導のもと行うべきです。
3日間の断食をおこなう場合、断食道場などに行くと、断食前後の食事を含めて1週間専門家の指導のもと行うことが多いです。
ちなみに、私は今まで何度か1日断食を自宅で行いました。
その時の体験談を以前紹介しましたので、興味があればそちらをご覧ください。